学習塾を選ぶのは

文部科学省のデータによると、中学3年生の通塾率は65.7%とほとんどの生徒が塾に通っており、家庭教師も合わせると実に7割以上の中学3年生が何かしらの勉強補助を受けていることになるそうです。
昨今では学習塾の指導スタイルも、集団指導塾・個別指導塾・自立型学習塾・映像授業塾と様々なニーズに合わせ多様化しているのが現実です。学習塾に通う目的別には、受験に特化した進学塾(予備校)、学校の成績向上を目的とした補習塾、受験対策と学校の予復習を両方指導できる総合塾、国語専門・数学専門・英語専門のように特定の科目に特化した指導を行う専門塾と4つに分かれます。また規模によっても大手・中堅塾と個人塾・小規模塾に分けられます。
私たち親世代では習い事といえば習字やそろばんが主流で、学習塾は補習スタイルのものがほとんどでしたが、世の中の動きに合わせて自分の子どもにあった塾を選ぶことがとても重要になってきました。

大変個人的な話になりますが、私には大学3年生の娘と、高校3年生の息子がいます。学習塾を選ぶ際にはあれこれとたくさん悩みました。
娘は中学3年生の春に「数学が分からない。もう自分の努力ではどうにもならないから塾に行かせて」と言い出しました。大勢でいるより一人が好きな娘の性格から、集団指導塾ではなく個別指導塾を選びました。近隣には個人塾から大手の系列校まで6校以上の個別指導塾がありましたが、新聞広告やママ友だちの情報も参考に、費用は少し高めだけど指導力と合格実績には定評があって、家から近くて娘が自分で通える、さらに娘の友だちや先輩も通っている大手の系列校に、本人とも相談の上で入塾しました。

息子はマイペースで落ち着きがない性格だったので、学習習慣や集中力をつけてほしくて、小学5年生から公文式で英語と国語(中学からは数学)を学習していました。中学3年生の12月で公文を退会して高校受験のための対策授業、そして受験情報を得るために中堅の個別指導塾に転塾しました。息子の性格を考えて、姉の通ったところとは違った少しやわらかい雰囲気の塾を選びました。
教室長さんは、息子が中3の12月で受験待ったなしの時期だったにも関わらず、授業時間やコマ数は最低限に抑えたいという彼のわがままを受け入れて下さり、となりで冷や汗をかいている私に「お母さん、息子さんははっきり自分の意見が言えます、大丈夫ですよ!」と言って下さいました。
息子はその塾が大好きになり、無事に志望高校に合格して3年生になった今も通い続けています。

娘はというと、やはり志望高校に合格したのですが、息子と決定的に違ったのは、塾の教室長さんに志望校を認めてもらえず、否定されたままで受験をしたことでした。
入塾当初は公立高校志望だった娘ですが、部活動が盛んな私立高校へ進学することを選びました。
迷いながら出した結論でしたが、教室長さんはその選択を否定され、大学受験のためにもここが良いと、娘の偏差値とテストの結果から判断した公立高校を勧められました。その時は、この塾はそういう方針だから仕方ないよねと冷静に受け止め、淡々と通い続けた娘でしたが、同じ塾に通う友達が志望校合格を教室長さんと喜び合うのを見て、どんな気持ちだったのでしょうか…母として娘の気持ちに本当に寄り添えていたのか、今になってとても反省しています。

学習塾を選ぶ際には、目的にあった塾かどうか、講師の教え方が分かりやすいかどうか、家から近いか、友人知人の評判がよいか、費用が適切かどうか、面倒見がよいかなど、いろいろな決め手があると思いますが、そこでもう一つ大切にしたいのは「子どもの個性を大切にしてくれる塾」を選ぶことではないかと、私は自分の経験から思っています。
お子さん一人ひとりを大切に、とことん寄り添った指導ができる塾、それが個別対応指導塾グランツです。グランツではお子さん一人ひとりの「素の姿」を認め受け入れる「承認」を大切にします。お子さんの自己肯定感を高め、自分が好きという思いを原動力に、自分から進んで学習する子を育てます。

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