語彙(ごい)と画素

最近よく耳にする言葉の中に「語彙力(ごいりょく)」があります。「語彙力」とは「語彙(言葉や単語)をどれだけ知っているか、そしてどれだけ使えるかどうかという能力」を表す言葉になります。
この語彙を増やすのにぴったりなことば遊びとして、未就学のお子さんから小中学生、大人も一緒に楽しめる、しりとりやかるたが知られています。

「かるた」と聞いて私が真っ先に思い出すのは、現在高校3年生の息子が幼稚園の頃の出来事です。
息子は当時「いろはかるた」がお気に入りで、3つ年上の姉とよく一緒に遊んでいました。
かるたの言葉に興味を持った息子は、三輪車で遊んでいても、ちょっとした凸凹を乗り越えては「お母さん、楽あれば苦ありだね!」と言ってみたり、新しい言葉を覚えるのが楽しくて仕方がない様子でした。

ある日のことでした。一人でかるたを眺めていた息子が一枚の絵札を握って立ち上がったかと思うと、おばあちゃんの部屋へ走って行っていきなり「老いては子にしたがえ!」と叫んだのです…!!
ぽかんと口をあけて出てきたおばあちゃんと目があった私は「お義母さん、違うんです…(私が言わせたんじゃ無いんです…)」と言いながら、びっくりするやらおかしいやら。当の息子はというと「老いては子に従え」の意味を知ってか知らずか、ニコニコと得意満面の笑顔でした。幼稚園にしてこの語彙力、将来は語学者か!?と思ったのですが、息子ははどうやら絵札に描かれた可愛いおじいちゃんおばあちゃんの絵を、大好きなおばあちゃんに見せたかっただけのようでした。。

日本語学者の金田一秀穂先生は語彙を多く持つことの大切さを「画素数」にたとえて表現されています。
~画素数が多ければ多いほど鮮明で綺麗な写真を撮ることができますが、画素数が少ないと荒くぼんやりとした写真になってしまいます。
語彙も画素と同じで、多ければ多いほどさまざまな表現で鮮明に自分の思いを伝えることができるようになります。語彙がひとつふえるごとにデジカメの画素数があがっていく、自分の世界が鮮明になっていくようなイメージです~

言葉を大切にする個別対応指導塾グランツのスタッフの一員として、小中学校のお子さんと接するお仕事をしている私にとって、この語彙とデジカメのお話はとても心に響きました。個別対応指導塾グランツに通ってくれるみなさんと素敵なコミュニケーションができるように、自分でも意識してたくさんの言葉に触れ、語彙力を高めていこうと思いました。

「生きて働く国語の力…言葉って素敵だよ(ここをクリック)」でご紹介させていただきましたが、グランツでは国語特別講座を計画しています。個別対応指導塾グランツのみなさんと「生きて働く国語力」を身に付けることをねらいとした講座をつくります。みなさんと言葉の素晴らしさ、素敵さを味わえる時間がもてることをスタッフ一同とても楽しみにしています。

 

 

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